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フケかゆみの原因は期限切れシャンプー?余った時の捨て方も [2023/04/20]

サロンでお客様と会話している中で、フケやかゆみのご相談を受けることもあるかと思います。フケやかゆみの原因は一概には言えませんが、もしかしたら期限切れのシャンプーを使っていることが影響しているのかもしれません。そこで今回は、サロンのオーナー様に集客や接客に役立てていただくために、シャンプーの消費期限についてご紹介します。

 

1. 【お役立ちトーク①】ふけ・かゆみでお悩みのお客様は、シャンプーに原因があるかも
1-1. シャンプーの消費期限
1-2. 消費期限切れのシャンプーを使うとNGな理由は?
1-3. 消費期限切れを見極めるサイン
2. 【お役立ちトーク②】余ったシャンプーの捨て方は?
2-1. 排水溝に流さないで!
2-2. 余ったシャンプーの再利用方法は?
3. 【お役立ちトーク③】ふけかゆみを防ぐ、シャンプーの仕方
3-1. 洗髪前にしっかりブラッシング
3-2. 洗髪前にぬるま湯で全体を十分に濡らす
3-3. シャンプーを手で泡立てて髪につける
3-4. 頭皮をマッサージするように洗う
3-5. ぬるま湯でしっかりと洗い流す
4. サロンの施術で実感!店販のおすすめも
5. シャンプーの消費期限をお伝えして頭皮トラブルを解決へと導こう

 

【お役立ちトーク①】フケ・かゆみでお悩みのお客様は、シャンプーに原因があるかも
髪のフケやかゆみの原因はさまざまありますが、おもに以下のことが要因になっていると考えられています。
・頭皮の乾燥
・頭皮の油分が過剰に分泌されている
・頭皮の炎症やカビ
・アレルギー
・ストレスによる頭皮の血行不良
この中で、今回注目したいのが頭皮の炎症。頭皮の炎症を起こす要因として、消費期限切れのシャンプーを使っていることが挙げられます。
 
シャンプーの消費期限
市販のシャンプーは、ほとんど消費期限が記載されていません。そのため、シャンプーは半永久的に使用できると思っているお客様もいらっしゃいますが、シャンプーにはちゃんと消費期限があります。勘違いしているお客様がいたら、以下の目安をお伝えしておきましょう。
未開封の一般的なシャンプー:3年
防腐剤が配合されていない未開封のオーガニックシャンプー:2年
開封後の一般的なシャンプー:~半年
開封後の使用期間はメーカーや商品によって異なる場合がありますが、半年を目安に使い切ったほうが良いです。
 
消費期限切れのシャンプーを使うとNGな理由は?
消費期限切れの未開封シャンプーの場合、有効成分の効果が減少している可能性があります。未開封のシャンプーを使用しても健康に大きな悪影響を及ぼすことはありませんが、期待していた効果が現れないので、そのことをお客様にお伝えしましょう。
そして消費期限切れのシャンプーの場合は頭皮の炎症を起こす可能性があるので注意が必要です。開封して長く放置しておいたシャンプーには空気中の細菌やカビが侵入し、雑菌が繁殖して腐っている可能性があります。腐ったシャンプーを使用することで頭皮が炎症を起こし、発疹やかゆみなどのトラブルが現れることもあるので使用はNGとお伝えください。
 
消費期限切れを見極めるサイン
消費期限が記載されていないシャンプーは、容器から出したときのテクスチャーとニオイで消費期限切れを見極めることが可能です。長く放置していたシャンプーを使用する前には、容器から出したときのテクスチャーとニオイに変化があるかどうかを確認し、異常があれば使用しないでくださいと促しましょう。
容器から出したときにシャンプーではなく水分が先に出てくる場合は、容器の中で成分が分離しています。反対に、重い質感になっているシャンプーも劣化していると判断できるので使用を控えなくてはいけません。
シャンプーには香り成分が配合されていることが多いため、ニオイの変化は感じにくいですが、香りが消えている、使い始めたときの香りと違うと感じる、といった変化があれば使わない方が良いとお伝えしましょう。

 


 
【お役立ちトーク②】余ったシャンプーの捨て方は?
では、余ったシャンプーはどうすればいいのでしょうか。ここでは、消費期限切れの余ったシャンプーの処分方法を解説します。

排水溝に流さないで!
シャンプーは髪を洗うときに使用するもので、洗い流せば排水溝を通るため、余ったシャンプーは排水溝に流しても大丈夫と思っているお客様も多いかもしれません。ですが、余ったシャンプーを排水溝に流して処分するのはNG!
シャンプーは、液体でも粘度が高い特徴があるため、排水溝にそのまま流してしまうとパイプの中で汚れや細かい髪の毛と絡んで、排水溝を詰まらせてしまう恐れがあります。シャンプーの原液を処分したい場合は、次の手順で捨てるようにしましょう。
1.空の牛乳パックに新聞紙やキッチンペーパーなど優しく丸めて詰めます。
2.シャンプーを①に流し込みます。
3.牛乳パックの口をガムテープでしっかり留めて可燃ごみとして廃棄します。
 
余ったシャンプーの再利用方法は?
余ったシャンプーは以下の方法で再利用することもできます。
・お風呂用洗剤として代用
・トイレ用のお掃除洗剤として代用
・襟汚れ用の洗剤として代用
・化粧用スポンジ・パフの洗剤として代用
お客様には、シャンプーをゴミとして廃棄するよりも、洗剤として活用してみては、とおすすめすると良いかもしれませんね。
 

 
【お役立ちトーク③】フケ・かゆみを防ぐ、シャンプーの仕方
フケやかゆみは、シャンプーの仕方にも原因がある場合があります。施術中のトークのなかで、シャンプーの仕方についてお伝えしておきましょう。
 
洗髪前にしっかりブラッシング
洗髪前にしっかりブラッシングをするようにしましょう。ブラッシングをすることで、髪に付着した汚れを落としたり、浮かせて取れやすくすることができます。
 
洗髪前にぬるま湯で全体を十分に濡らす
ぬるま湯でしっかりと髪や頭皮を濡らすことで、シャンプーの泡が隅々まで届きやすくなります。シャンプーの泡立ちも良くなって、頭皮をしっかりと洗うことができます。
 
シャンプーを手で泡立てて髪につける
シャンプーを手に出したら、すり合わせるようにして泡立てて、その泡を髪につけるようにしましょう。原液のシャンプーを髪につけると髪や頭皮に負担をかけたり、綺麗に洗い流せず頭皮トラブルの原因になったりする可能性があります。
 
頭皮をマッサージするように洗う
指の腹を使って、頭皮をマッサージするように洗いましょう。爪で引っかくようにして洗うと頭皮を傷つけてしまうのでご注意を。
 
ぬるま湯でしっかりと洗い流す
シャンプーが髪や頭皮に残らないように、しっかりと洗い流します。シャワーを38度程度のぬるま湯に設定して、3分くらいかけて流すと◎です。
 
サロンの施術で実感!店販のおすすめも
フケやかゆみのお悩みに合った店販シャンプーがあるなら、施術で体感してもらって、使い方のポイントを説明したうえで購入を提案してみましょう。そのとき配合成分やシャンプーの消費期限についてもお伝えできるといいですね。
また、自店のサービスでヘッドスパなどの頭皮ケアメニューがある場合は、積極的にアピールしましょう。ホームページやホットペッパーなどのクーポンサイトでアピールするなら、シャンプーの施術時のスタイル写真を一緒に掲載しておくとよいです。
スタイル写真を2700枚以上取り揃えているBSP(ビューティー・ストック・フォト)には、シャンプーの施術写真もたくさんあります。頭皮をやさしくマッサージしているような画像もあるので、頭皮ケアメニューでのイメージ写真にピッタリです。
サブスクとしてご契約いただくと、全スタイル写真を取り放題でダウンロードできるようになりますので、ぜひ集客ツールとしてご活用をご検討してみてください。
 
シャンプーの消費期限をお伝えして頭皮トラブルを解決へと導こう
シャンプーの容器に記載がなくても、シャンプーには消費期限があります。お客様からフケ・かゆみのご相談があったときは、消費期限切れのシャンプーを使っていないか伺ってみましょう。そして、使用期限の切れたシャンプーを使うと頭皮トラブルを起こす可能性があることをお伝えしながら、改善策を一緒にお伝えできるといいですね。
 

 
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