スタイル 写真200% 活用コラム

美容室オーナーの広告費見直し、それで大丈夫? [2024/05/20]

経費削減は美容室経営において大切なテーマ。経費を圧縮できれば、サロンの利益が上がるため、売り上げを伸ばすことと同様に常に意識したい項目です。削減額が大きくなるほど利益へのインパクトが大きくなるため、高額となりがちな『HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)』掲載料をはじめとした宣伝広告費の見直しに力を入れるオーナー様もいるでしょう。しかし、クーポンサイトをやめてしまうと、新規顧客の獲得が難しくなるリスクもあります。ホットペッパービューティーのメリットやデメリットを確認しながら、経費の見直しや利益を上げる方法を考えていきましょう。

 

  1. 広告費削減のためにホットペッパービューティーをやめたい?
  2. ホットペッパービューティーのメリット・デメリット

       2-1. ホットペッパービューティーのメリット

       2-2. ホットペッパービューティーのデメリット

  1. ホットペッパービューティーを残しつつ次回予約を工夫しよう
  2. スタッフの施術写真だけに頼るのは実は危険?
  3. 経費をかけるべきポイントをおさえて収益アップを目指そう

 

 

広告費削減のためにホットペッパービューティーをやめたい?

美容室の経費を見直して利益を上げる場合、どのような方法があるでしょうか。経費の例としては、以下のような項目があります。

<美容室でかかる経費の例>

・店舗賃料

・人件費

・ゴミ処理費用

・水道光熱費

・雑誌代

・印刷物費(ポイントカードなど)

・材料費

・宣伝広告費

 

このうち、削減が難しいのは、次の3つです。

<節約しにくい経費>

・家賃

・人件費

・ゴミ処理費用

 

店舗の賃料を削減するには、より安い物件に移転する方法や、家賃交渉、更新期間を伸ばしてもらい更新費用を削減するといった方法がありますが、すぐにはできません。人件費は削減するとスタッフのモチベーション低下につながるため、最後まで踏みとどまりたい項目です。また、事業ごみを排出する際にかかるゴミ処理費用に関しては、安すぎる業者へ依頼すると法順守の観点でリスクがあるため、安易な削減はおすすめしません。

一方で、比較的削減しやすい項目には、以下が挙げられます。

 

<節約しやすい経費>

・水道光熱費

・雑誌代

・印刷物費(ポイントカードなど)

・材料費

・宣伝広告費

 

たとえば水道代は、節約型のシャワーヘッドに取り替えると結果が一目瞭然です。ガスや電気代は、基本料金が安い会社への契約変更も検討してみましょう。施術中のお客様に読んでいただく雑誌は、タブレット端末を取り入れてオンライン書籍のサブスクを取り入れると年間経費が安く済みます。ポイントカードやキャンペーンメニューのリーフレットといった印刷物費も、LINE公式アカウントを作成し、ショップカード機能やメッセージ配信機能を活用すれば手軽に削減可能です。

 

カラーやパーマの薬剤、スタイリング剤、店販商品といった材料費は、こまめに棚卸し作業をすれば節約の余地が見えてくるでしょう。材料費の目安は、一般的に売り上げの10%です。 月200万円の売り上げであれば、20万円ほどに収まるよう、こまめに棚卸しをして在庫と仕入れを調節します。

削減しやすい経費として、宣伝広告費を思い浮かべる美容室オーナーも多いでしょう。『HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)』に店舗情報を掲載している美容室であれば、やめるだけで月に数万円〜数十万円の固定費削減になります。

 

しかし、目先の経費節約のためだけに安易に解約の決断をするのはおすすめできません。ホットペッパービューティーの利用はお金がかかる反面、新規顧客獲得に強い特性があります。「ほかのサロンが辞めたから」「すぐに経費削減できる」といった情報に踊らされず、ご自身のサロンは本当に解約して大丈夫か、よく検討してから決断しましょう。

 

 

ホットペッパービューティーのメリット・デメリット

ホットペッパービューティの解約を検討する際のヒントとして、サービスのメリットとデメリットを紹介します。メリットがデメリットを上回るようであれば、継続も視野に入れましょう。

 

ホットペッパービューティーのメリット

ホットペッパービューティーは、新規顧客の獲得に積極的なサロンから支持されています。具体的なメリットがこちらです。

 

<メリット>

・知名度が高い

・オンライン予約機能が便利

・ほかの媒体へのリンク設定が容易

 

知名度こそホットペッパービューティーの大きな魅力でしょう。ホットペッパービューティーを介した年間のサロン予約数は、国内最大規模の1億件超えをマークしています。また、ネット予約システムが充実しており、美容室の営業時間外にお客様からの予約を受けられるところもメリット。ホットペッパービューティーのマイページをサロンの公式ホームページやSNSにリンクすれば、スムーズに新規のお客様を予約画面に誘導できます。

 

ホットペッパービューティーのデメリット

一方、デメリットには以下のような例があります。

 

<デメリット>

・ランニングコストが高額

・定額プランと高額プランでは露出に差がある

・クーポン目当ての利用者が多くリピーター獲得に課題がある

 

ホットペッパービューティーは、まとまった費用がかかる点やリピーター客の確保が難しいといった点が課題です。情報掲載には数万円〜数十万円の費用がかかり、金額によって露出ボリュームやサービスの充実度が異なります。ご新規様対象のお得なクーポンを目当てに複数の美容室を順々に利用するお客様も多く、リピーター確保には工夫が必要です。

ホットペッパービューティーにかかるコストが利益に見合っているかどうかは、費用対効果を算出して判断しましょう。例として、広告費に対する利益の割合を示すROAS(Return On Advertising Spend)指標を紹介します。

 

「ROAS(%)=広告による売上÷広告費×100」

 

ROASはホットペッパービューティーを介して来店したお客様の売り上げ金額を掲載料で割り、100を掛けることで求められ、この割合が高いほど広告効果があると判断できます。タウン誌やほかのクーポンサイトも活用している場合は、それぞれのROASを比較し、数値が高いものだけを残すといった方法で広告費を見直しましょう。

 

ホットペッパービューティーを残しつつ次回予約を工夫しよう

ホットペッパービューティーが美容室にとって有益であれば、解約せずに活用を続けることも検討してはいかがでしょうか。「ご新規様向けクーポンしか利用されない」「リピーターが定着しない」といった課題は2回目以降の予約方法の工夫で軽減できます。

 

<リピーターを生む予約方法>

・2回目以降は店舗で次回予約を承る

・2回目以降はLINE公式アカウントから予約を承る

 

ホットペッパービューティーを介してクーポン利用でご予約いただいたお客様は、リピーターとならず数か月後に他店の初回割引に流れてしまう可能性があります。この対策として、2回目以降は店頭や公式LINEなど、ホットペッパービューティー以外から予約を受ける方法が有効です。

店頭予約や公式LINE予約ならではの割引サービスやポイントサービス、日時変更・キャンセル料無料といった特典を整え、リピート来店してもらえるよう促しましょう。また、Instagram(インスタグラム)をはじめとしたSNSをフォローしてもらい接点を作ると、リピート率アップにつながります。

 

 

スタッフの施術写真だけに頼るのは実は危険?

LINE公式アカウントやサロン公式のインスタグラムでは、サロンの魅力が分かりやすい画像や施術イメージが伝わりやすい画像を多く掲載してお客様からの注目を集めましょう。近年では、スタイリストによる施術写真の掲載も広告費を節約できるため人気の手法です。

 

しかし、写真がうまく撮れていないと、かえって美容室のイメージを下げてしまうことがあるため気をつけます。施術写真を掲載する際は、以下の注意点も参考にしてください。

 

<施術写真を掲載する際の注意点>

・暗すぎる、逆光、など光の当たり具合に注意する

・雑多な印象の背景にならないよう注意する

・仕上がりイメージが分かりやすい画像を選ぶ

・スタイルの魅力が伝わる画像を選ぶ

 

写真撮影が上手なスタッフがいない、辞めてしまった、写真撮影が負担、といった場合は、『BSP(ビューティー・ストック・フォト)』での素材購入が便利です。『BSP(ビューティー・ストック・フォト)』ではプロによるサロンモデルのスタイル写真を豊富に販売しています。月額会員様は、ショートカットやボブ、ロング、ミディアムなどトレンドスタイルの画像を何枚でもダウンロードできるのがポイント。サロンのイメージを左右する大事なSNS掲載写真に、ぜひ当社画像のご使用もご検討ください。

 

経費をかけるべきポイントをおさえて収益アップを目指そう

美容室の経営状態を改善するには、経費を見直し、売り上げ金額を伸ばし、利益を上げることが大切です。経費は水道光熱費や雑誌代など、取り組みやすい項目からチャレンジしてみましょう。ホットペッパービューティーは、メリット・デメリットとともに費用対効果も考えて総合的に判断するのがおすすめです。

 

売り上げアップのためには、削減した経費で『BSP(ビューティー・ストック・フォト)』の月額会員に登録し、SNS投稿を強化するのもひとつ。新規顧客・リピーターを獲得して利益アップを目指しましょう。

 

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