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美容室オーナーが理想の求人を叶えるキャッチコピーは? [2024/05/08]

あなたの美容室では新たにスタッフを募集する際、求人広告でどのようにアピールしていますか?働き手が抱く仕事への要望や理想はさまざまなため、アピールポイントがいつも同じでは求職者の印象に残らず、求める人材に出会えないかもしれません。そこでこの記事では、求職者を美容専門学校新卒者、転職者、パートに分け、それぞれの心に残るキャッチコピーの作り方を紹介していきます。求める人材像に適したフレーズで理想の求人を叶えましょう。

 

  1. 美容室が人手不足になりやすい理由
  2. うちの美容室にはどんなスタッフの求人が必要?

       2-1. 美容専門学校新卒者

       2-2. 転職者

       2-3. パート

  1. 美容室に欲しい人材を集める求人キャッチコピーの作り方

       3-1. 美容専門学校新卒者には「成長につながるメリット」をアピール

       3-2. 転職者には「サロンの強み」をアピール

       3-3. パート希望者には「働きやすさ」をアピール

4.応募者は必ず美容室のHPやホットペッパービューティーを見る

5.求職者に合ったキャッチコピーで美容室をアピールしよう

 

 

美容室が人手不足になりやすい理由

美容師の離職率の高さと採用の難しさから、人手不足に悩む美容室は多くあります。

厚生労働省の『令和4年雇用動向調査結果の概要』によると、2022年の全職種の離職率は15.0%。一方で、『ホットペッパービューティーアカデミー』が2023年4月に発表した調査結果によると、美容師の離職率は46.5%でした。美容師はほかの職種と比べて離職率が高い傾向であることがわかります。

また、厚生労働省の『一般職業紹介状況』で令和4年の全国の有効求人倍率が1.28倍と発表されているのに対し、ハローワークの『求人統計データ』で公表された令和4年の美容師の有効求人倍率は5.66倍。美容師は、ほかの職種と比べて求人が多く、裏を返せば美容室側は人手不足が深刻であることが見て取れます。一説では、“新卒美容師1人が就職先を10〜30社から選べるような状況”と言われるほど、美容師は売り手市場です。

では、現職の美容師が「現在の美容室を退職したい」「美容師を辞めたい」と考えるのはなぜでしょうか。美容師の離職率が高い傾向にある理由として、以下の例が挙げられます。

 

<美容師の離職率が高い理由>

・予約状況に応じた働き方が必要で休憩時間が少ない

・休日が少ない

・立ちっぱなしがつらい

・給料が低い、なかなか上がらない

・高いスキルが必要とされ、一人前になる前に挫折してしまう

 

サロンにもよりますが、美容師を取り巻く環境は比較的厳しく、好条件を求めて転職するスタッフも多くいます。

離職者が多い場合は、上記で挙げたような項目の改善が人手不足解消への糸口となるかもしれません。

 

2.うちの美容室にはどんなスタッフの求人が必要?

美容室の人手不足問題への対策として、離職者を減らすだけでなく積極的な採用も有効です。しかし、やみくもに求人広告を出すだけでは、理想とするスタッフになかなか出会えません。そこで重要となるのが、サロンにマッチする人材像を考慮し、募集するターゲット層を明確にすることです。どのような層に募集をかけるか考える際のヒントとして、美容専門学校新卒者、転職者、パート、それぞれの採用時のメリット・デメリットを紹介していきましょう。

 

美容専門学校新卒者

美容専門学校新卒者を採用すると、美容室のカラーに合わせてゼロから人材育成できます。美容室のカルチャーを、先入観なしに受け入れてもらえるのがメリットでしょう。また、毎年新卒者を採用することで、スタッフの年齢層のバランスをとりやすくなります。一方で、即戦力となる技量は望めない、新人教育にまとまった時間がかかる、といった点がデメリットです。戦力となる前に辞めてしまうリスクもあります。

 

転職者

転職者の採用には、人材育成に関わる手間やコストを省けるメリットがあります。経験値が高い転職者を採用すれば、新たなスキルや薬剤・商材を学ぶキッカケとなったり、そのスタッフのリピーターを呼び込めたり、美容室のさらなる成長が見込めるでしょう。転職者の採用には数々のメリットがありますが、前職を退職した理由によっては注意が必要です。サロンやスタッフとの相性や収入など、条件によって離職・転職しやすい傾向があるため、見極めが欠かせません。

 

パート

パートの採用の場合は、スキルが高いスタッフを人手が必要な時間帯に絞って雇用できるのがメリットです。正社員を雇用するより、社会保障の負担額も少なく済みます。経験豊富だが子育て中であえて正社員登用を避けている、といった決まった時間内でしっかりとパフォーマンスを発揮してくれる人材を採用すれば、美容室にとって大きなプラスとなるでしょう。

一方で、経験豊富がゆえに接客や仕事の進め方へのこだわりが強く、経営方針やスタッフと折り合いがつかない場合もあるため気をつけます。

 

 

美容室に欲しい人材を集める求人キャッチコピーの作り方

どのような人材を募集するか決めたら、ホームページや求人サイトの採用案内に掲載するキャッチコピーを考えていきましょう。人材募集の際は、多くの人の目に留まるよう、しっかりと働き手のメリットや美容室の魅力を打ち出すことが大切です。

ペルソナ(ターゲット層)に合わせてメリットとなる条件を明確にし、抱えているであろう不安を払拭するような内容の求人広告を作るとうまくいきます。

 

美容専門学校新卒者には「成長につながる職場」をアピール

美容専門学校新卒者は、就職にあたって「自分にできるかどうか」「人間関係は良いか」「どのくらい任せてもらえるか」「プライベートと仕事を両立できるか」など、数々の不安を抱えています。

求人広告では、こうした不安を解決できるよう、新人歓迎であること、新社会人として成長できる場があることをアピールしましょう。たとえば「研修制度が充実!サロン全体でサポート」「フォロー充実の少人数制サロン」「スキルを磨いて〇年でスタイリストに」など、実際に職場の様子をイメージできるような文言がおすすめです。

 

転職者には「サロンの強み」をアピール

転職者の多くは、キャリアアップや以前の美容室とのミスマッチを解消するために退職し、新たな職場を探しています。そのため、心を掴むには美容室の強みや魅力をしっかりとアピールするフレーズが必要です。

「役職手当あり」「車通勤OK」「連休取得可でプライベートも充実」「社員研修やイベント充実」といった、給与面や休暇取得ルールがわかるような言葉や、スキルアップにつながる研修や待遇面をアピールできる文言を選ぶと良いでしょう。「お客様の笑顔のためにキャリアを発揮できる人材を募集中」「ヘアカラーリスト優遇」といったオーナーの想いや採用方針を伝えるようなフレーズを入れ込むのもひとつです。

 

パート希望者には「働きやすさ」をアピール

パート希望者の場合、仕事以外に優先すべきことがある人もいます。数ある候補から自身のサロンを魅力的に感じてもらえるよう、勤務地の近さや、時間に融通が利くといった働きやすさをアピールしていきましょう。

「〇〇駅近く」「急なシフト変更にも柔軟に対応可」「時給〇〇円以上」といった言葉は印象に残ります。子育て中のママや、年齢を気にしている人も応募しやすい求人広告を目指すなら、「ブランクがある人もOK!」「子育て中のママ歓迎」「40歳以上のスタッフも活躍中」といった、不安を解消できるようなフレーズもおすすめです。

 

 

応募者は必ず美容室のHPやホットペッパービューティーを見る

就職・転職先を探している求職者は、求人広告だけでなく、サロンのホームページや『HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)』に掲載されたページまで細かくチェックして応募を決めるケースがほとんど。こうしたページで、古いスタイル写真を更新せずに掲載していたり、画像が極端に少なかったりすると、流行っていないイメージを抱かれやすいため気をつけましょう。セルフで撮影した背景が暗い写真も要注意です。

掲載するスタイル写真はサロンのイメージを左右します。できるだけ新しい画像を多く用意して洗練された雰囲気を演出しましょう。

プロが撮影したサロンモデル画像の購入をご希望のオーナー様は、『BSP(ビューティー・ストック・フォト)』の活用もぜひご検討ください。月額会員になると、ショートカットやボブ・ミディアム・ロングといったスタイル別の画像を、枚数無制限でダウンロードいただけます。もちろん、1枚単位での販売にも応じています。

 

求職者に合ったキャッチコピーで美容室をアピールしよう

理想の求人を叶えて美容室の人手不足を解消するには、求人広告に掲載するキャッチコピーの工夫が不可欠です。美容専門学校新卒者、転職者、パートといった求職者のタイプによって美容室に求める条件が異なるため、まずは募集ターゲットを明確にして、それぞれに適した文言を考えていきましょう。サロンのホームページに人気スタイルの画像を取り入れて、トレンド感や洗練されたイメージを演出したいときは、『BSP(ビューティー・ストック・フォト)』のスタイル写真もぜひご活用ください。

 

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