SNSをバズらせるより地元のお客様をチラシで呼び込みたい美容院・美容室・サロンのオーナー様や、店内ポップを活用して客単価を上げたいオーナー様必見です!チラシやポップの書き方、専用アプリなどもご紹介します。
- まだまだ有効!美容室のチラシ
1-1. 地方におけるチラシの効果
1-2. ポスティングの注意点
1-3. つい行きたくなるチラシとは?
- 店内ポップでお客様の反応率アップ
2-1. 店内ポップとは?
2-2. 店内ポップでさりげなくメニューのアップグレードを案内
- 効果的な店内ポップの作り方
3-1.手書き&使えるアプリ
3-2.キャッチコピー
3-3.置く場所にも工夫を
- チラシや店内ポップで集客も店販もアップさせよう
まだまだ有効!美容室のチラシ
最近は、Instagramなどのヘアスタイル写真が映えるSNSを使った集客方法が注目されています。美容師個人で集客をする際に有効な手段ではありますが「地元のお客様に長く通って欲しい」と思う美容室オーナー様にとっては、まだまだチラシのほうが効果的な集客に繋がる場合も多く見られます。
地方におけるチラシの効果
都心の美容室と違って、地方の美容室は基本的に地元密着型です。インターネット戦略に長けているオーナー様なら話は別かもしれませんが、誰が見るかわからないSNSを研究して未来の顧客に刺さる投稿を作るのは時間も手間もかかります。
地方の美容室の場合、サロンに足を運びやすい地域に向けてチラシを配り、確実にターゲット層を絞っていくのが効率的といえそうです。
ポスティングの注意点
チラシは1000枚配って戻りが2~3人あれば良いほうといわれています。多くのお客様に来ていただきたい気持ちはわかりますが、はじめから広範囲に多くのチラシをポスティングすれば良いというものではありません。まずは、美容室のある市内など、近くの地域に絞ってポスティングして反応率を見てみましょう。チラシの効果や改善点をチェックしたうえで、徐々にポスティング範囲を広めたほうがより良い効果を発揮できます。
業者に頼まず美容室のスタッフでチラシをポスティングするなら、はじめに住宅地図を印刷しておき、同じ地域ばかりに重複して配らないようにしましょう。地域ごとにA地区、B地区とマーカーなどで色分けしておき「今日はA地区」と決めてポスティングします。
ターゲットが定まっているなら、住宅の形態を絞ってポスティングを行うのも効果的です。自分の美容室がミセス層の多い落ち着いた雰囲気なら、戸建て住宅をメインにポスティングしたほうが良いでしょう。チラシが多く撒けるからと学生の住むようなアパートに大量にポスティングしたところで、戻りは少なくチラシの無駄になることが予想されます。逆に大学の近くなどで学生の顧客を増やしたいのであれば、戸建て住宅よりマンションやアパートメインのポスティングのほうがおすすめです。
また、一度配った地域にも月に一度はポスティングし直すことをおすすめします。気になったときに即行動を起こすタイプの人もいますが「ちょっといいな」と思ってもそのまま様子を見る人のほうが大半です。忘れたころにもう一度思い出してもらえるよう、間隔をあけて複数回ポスティングを行うことが効果的です。
なお、これは美容室のチラシに限りませんが、ポストに「チラシお断り」のステッカーが貼ってある住宅にはポスティングしないことがマナーです。無視してチラシを入れることで苦情に発展したり、印象を悪くしては元も子もないのでやめておきましょう。
つい行きたくなるチラシとは?
せっかくポスティングしても見てもらえないチラシでは意味がありません。パッと見て捨てられないためには、期間限定のクーポンがついていると効果的です。美容室の紹介やメニューの紹介だけよりも、クーポン付きのチラシのほうが反応率が良いとされています。
チラシを作るときにはついおしゃれなデザインにこだわりがちですが、実際に効果のあるデザインにはおしゃれさよりも必要なことがあります。それはまず、予約がしやすいかどうかです。せっかく気になる美容室だと思ってもらえても、電話番号や予約方法がひとめで認識できないと反応率は下がります。電話をするときに伝えるべき内容(メニュー名や担当者名など)が電話番号の近くに記載されていると、電話したときにスムーズに言葉が出てくることが予想されるためお客様も電話をかけやすくなります。お客様に行動してもらうためには、行動するためのハードルを下げてあげることが大切なのです。
予約方法が電話以外にもある場合(LINE@やホームページの予約フォームなど)は、チラシにQRコードを載せておくとお客様がアクセスしやすくなります。
お客様に「この美容室に行ってみたい!」と思わせ、行動してもらうには、チラシの中に以下の項目を意識して載せてみましょう。
①なぜこの美容室(もしくは推しているメニュー)ができたのか
(自身の体験談や、強い思い)
②どんな美容室で、どこが強みなのか
③どんな方におすすめか
④施術をうけるとどうなれるのか(ヘアスタイル写真も添えて)
⑤メニューを受けたお客様の感想
⑥店内写真やスタッフの顔写真
⑦メニューの内容と金額(クーポンなど特典内容も記載)
⑧予約方法
店内ポップでお客様の反応率アップ
チラシの反応率が上がったら、次は来てくださるお客様にリピーターになっていただくことが目標ですね。いち押しのケアカラーやトリートメントなど、すべてを口頭で説明していると時間もかかるしせっかくの魅力が伝わりにくいことも。そんなときに効果を発揮するのが店内ポップです。
店内ポップとは?
自分たちが接客していないときでもお客様にメニューの説明をしたり、おすすめの商材を紹介してくれるのが店内ポップです。多くのお客様にサービス内容を知ってもらうことが可能なため、売上アップに効果的です。
美容室のLINE@やメルマガ登録を促す店内ポップを設置することで、次回予約に繋げる効果も期待できます。
店内ポップでさりげなくメニューのアップグレードを案内
施術中に今使用しているトリートメントなどの説明をすることがあるかと思いますが、あまり長々と説明してもお客様の頭に入らず、セールストークと受け取られてしまうことも。待ち時間やカット中に自然と目に入る場所に効果的な店内ポップを設置しておくことで、自然とお客様の興味を引くことができます。施術中に店内ポップが視界に入ることで、予約当初のメニューよりワンランク上のメニューが気になって追加オーダーしてくれるお客様も出てくるでしょう。
効果的な店内ポップの作り方
反応率の良い店内ポップにはコツがあります。最も大事なことは、伝えたい商品・メニュー内容が明確なことです。
①商品名、メニュー名
②金額(メニューの場合は施術時間も)
③それによって何が得られるか(効果)
デザインに凝り過ぎて読みにくかったり、伝えたいことを細かく書きすぎるとお客様は読んでくれません。この3点が大きく見やすく記載されていることが大事です。文字数は少なめに、その商材を利用したヘアスタイル写真やイラストなど、ビジュアルで訴えたほうがわかりやすくなるでしょう。興味を持ったお客様は質問してくれますので、そこで美容師から直接説明します。聞く耳を持ったお客様になら、細かい説明もセールストークと思われずに自分ごととして聞いてもらえるのです。
手書き&使えるアプリ
親しみやすさを感じさせるのは手書きの店内ポップです。見やすさを考えると、使用する色は3色までがおすすめです。手書きポップは文章が長いと読みにくくなるため、イラストや写真とうまく組み合わせて簡潔に仕上げましょう。
手書き文字やイラストが苦手な方には、アプリで店内ポップを作成する方法もあります。初心者でも使いやすいおすすめのアプリはこちらです。
①POPKIT
でき上がった素材をスタンプのように配置していくことで、簡単に店内ポップが作成できるアプリです。
②CANVA
豊富なテンプレートから好みのデザインを利用できるので、デザイン初心者でもオシャレでプロ並みの仕上がりにできるツールです。
どちらも無料で使用可能なため、体験してみて使いやすいほうを選んでみましょう。
キャッチコピー
美容に関する物や技術を販売するには、質感を重視したキャッチコピーがおすすめ。「ツルスベの手触りが心地良いトリートメント」「モコモコとしっかりした泡が髪に優しい」など、キャッチコピーには擬音語を積極的に使用しましょう。また「その質感を自宅で再現できること」をキャッチコピーに盛り込むことも、お会計時に商材を購入していただくきっかけになります。
置く場所にも工夫を
店内ポップは、みんなが見える場所かどうかやインテリアのバランスよりも、ご来店中のお客様の目に止まりやすいかどうかを基準に設置しましょう。お客様がまわりを気にせずじっくり読める場所と、気になったときにすぐ美容師にポップ内容について会話できる場所がおすすめです。具体的には席の前や受付、トイレなどが効果的です。
チラシや店内ポップで集客も店販もアップさせよう
美容室に合ったターゲットに向けてチラシをポスティングして、来ていただいたお客様には店内ポップでおすすめメニューを体験していただく流れができましたね。これは新規のお客様はもちろん、リピーターにも効果がある方法です。季節によってヘアスタイル写真を変えたり、おすすめメニューを変えることで、リピーターにも飽きさせずにそのとき一番良い施術メニューを受けていただくことができます。第三のスタッフとして、チラシや店内ポップを活用していきましょう!
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