「家でアイロンを使ってヘアスタイルを再現できるかわからない…」とお客様に不安を打ち明けられたり、「ふんわりレイヤーのヘアスタイルに憧れるけど、自分でできないから違う髪型にするわ」とあきらめてしまうお客様に出会ったことはありませんか?美容室としては、お客様のなりたいヘアスタイルを叶えてあげたいですよね。特に2022年はミディアムレイヤーやショートヘアが人気!髪型別のアイロンの太さのおすすめや、ヘアオイルやジェルの使い方など、お客様がご自宅でも安心してスタイリングできるようご案内して、新しいヘアスタイルを楽しんでもらいましょう!
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<INDEX>
1.ヘアアイロンの基本の3種類
1-1. ストレートアイロン
1-2. カールアイロン
1-3. 2wayアイロン
2.髪の長さでアイロンの太さを選ぼう!ヘアスタイル別おすすめアイロン
2-1. ショートヘアにはストレートアイロンがおすすめ
2-2. ミディアム、ボブ、ロブはストレートアイロンか2wayアイロン
2-3. ロングヘアはなりたいスタイルに合わせて
3.コテやヘアアイロン、ドライヤーによる髪が痛む原因とは?
4.バーム、オイル、ミルク、ジェルなど、ヘアケア製品やスタイリング剤をつけるタイミングは?
5.お客様は雑談よりスタイリングやケアのコツを知りたがっている
1.ヘアアイロンの基本の3種類
ヘアアイロンの基本的な種類は、ストレートアイロン、カールアイロン、2wayアイロンの3つです。そこに太さや材質なども加わるため、「はじめて購入するならどのタイプ?」「初心者でも使いやすい太さは?」と迷ってしまうお客様が多いのです。
まずは基本的な3タイプの特徴を見てみましょう。
ストレートアイロン
先端のプレートで髪を挟んで滑らせることで、髪をストレートに伸ばすアイロンです。湿気でうねるくせ毛や寝ぐせなどに使用すると、サラサラのストレートヘアが作れます。
毛先だけ巻きたい場合や、髪が短くてカールアイロンではしっかり巻けない場合にも使えるのがストレートアイロン。ショートヘアのセットやボブの外ハネ、前髪のカールなどに活躍します。
ストレートアイロンには挟むプレートの幅が太いものと細いものがあり、髪の長さや用途によって使い分けます。
カールアイロン
主にロングヘアの巻き髪に使用されるのがカールアイロンです。円柱状のパイプに髪を巻き付けて挟むことでカールを作ります。髪の長さや作りたいカールの大きさによってパイプの太さを選びます。
2wayアイロン
ストレートアイロンとカールアイロン両方の機能を持ったヘアアイロンです。カールアイロンの中心が縦2つに割れて、そこに髪を挟んでストレートヘアを作るタイプや、別のアタッチメントに付け替えるタイプなどがあります。2wayアイロンは、ストレートヘアと巻き髪のどちらも楽しみたいけど、アイロンを2本買うのはコストもかかるし収納場所も取る…という方におすすめです。
2.髪の長さでアイロンの太さを選ぼう!ヘアスタイル別おすすめアイロン
お客様に満足してもらうには、美容院・美容室・サロンに行った当日だけ素敵!では不十分です。サロン帰りのクオリティを自宅でも再現できるよう、適切なスタイリングのアドバイスをすることが顧客満足度を上げるポイントです。
特にストレートアイロンで毛先だけくるんと巻いた、内巻きワンカールはヘアアイロン初心者にもおすすめ。根元から髪を挟んだら、スーッと毛先に向かって滑らせて最後に毛先でアイロンを半回転させるだけ。カールアイロンで巻き髪を作ることに難しさを感じているお客様も、これならトライしやすいですね!
お客様の望むヘアスタイルを、お客様自身が美しく仕上げられるように、髪の長さやヘアスタイルに合ったアイロンを選んでもらいましょう。
ショートヘアにはストレートアイロンがおすすめ
短いからこそすぐに巻けて、パッと雰囲気を変えられるショートヘア。
ショートヘアには、20~25mm程度の細めのプレート幅のストレートアイロンが使いやすいです。少しずつ毛束をはさめる9~15mmの極細タイプも、小回りが利くため細かい部分までスタイリングしやすくなります。
カールアイロンを使いたい場合は、26mmまでの太さを選ぶと、短い髪でも巻きやすいです。ただし20mm以下など、パイプ径が小さいカールアイロンで髪を巻くと、カールも強めに出るため、細かいカールが好きでない方にはおすすめしないほうが良いでしょう。
トップや前髪に長さがある、流行りのジェンダーレスなショートヘアには、ストレートアイロンか26mmのカールアイロンがおすすめ。
前髪とトップの毛先をワンカール内巻きにするだけで、シンプルなショートヘアがおしゃれな印象に。サイドは巻かずにタイトに仕上げるとトップの動きが活きてきます。
ミディアム、ボブ、ロブはストレートアイロンか2wayアイロン
ボブ~ミディアムヘアの方がストレートアイロンを使用するなら、20~30mmがおすすめです。この太さはストレートアイロンの中でもスタンダードなサイズなので、ひとつ持っておくと重宝します。
レイヤーの入ったミディアムヘアは、ストレートアイロンで2段階に分けてワンカールしてあげるとゆるふわ感がアップします。顔まわりの短い髪を内巻きに、下ろした髪の毛先は外巻きにすることで、首元のくびれが際立ってレイヤーの小顔効果が倍増します!
内巻きワンカールと同じ要領で毛先を外巻きに半回転させれば、大人カジュアルな外ハネアレンジも可能です。外ハネワンカールに巻いた髪の上に、表面の髪をかぶせるように内巻きに下ろすと、雰囲気のある大人のゆるふわミディアムに。
ミディアム、ロブなど少し長さがある場合は、ストレートアイロンで平巻きにしても。地面と平行に持ったストレートアイロンに毛先を挟み、上までくるくると巻くだけなのでテクニックいらずです。カールアイロンのようなくっきりウェーブではなく、今どきのゆるい抜け感のある巻き髪になるため、ギャルのような仕上がりになりたくないというお客様にもおすすめです!
しっかりカールアイロンで巻きたい日もあるけど、今後ショートヘアにする可能性もあるし…と迷われているお客様には2wayアイロンをおすすめします。25~35mm程度のアイロンを選ぶと使いやすいでしょう。
ロングヘアはなりたいスタイルに合わせて
ストレートアイロンは、プレートの幅が狭いと時間がかかります。2wayアイロンでロングヘアをストレートにするのはおすすめしません。
サラサラストレートがメインなら幅が広めのストレートアイロン、巻き髪重視ならカールアイロン一択です。
カールアイロンも、太めのものを選んだ方が早くスタイリングできます。
ただし直径が太いカールアイロンはカールが大きく出るため、あまりカールがかかっていないように見えたりカールが落ちているように見えることも。
32mmは定番で一番使いやすいといわれている太さです。
胸下まで髪がある方は38mmぐらい太さがあると巻きやすいでしょう。
内巻きと外巻きを交互に繰り返すラフなミックス巻きは、まだカールアイロンになれていない方でもアラが目立ちにくいのでおすすめです。
3.コテやヘアアイロン、ドライヤーによる髪が痛む原因とは?
髪の毛はほとんどがたんぱく質でできているため、熱を加えすぎると固まってしまう「たんぱく質の熱変性」が起こります。これが内部で起こってしまった髪の毛は、あちこちに空洞ができ、髪内部の成分や水分が流出しやすくなってしまいます。
濡れた髪の毛は60度ぐらいから熱変性がはじまってしまうため、ドライヤーで乾かしてからヘアアイロンを使用するようお客様に伝えましょう!
4.バーム、オイル、ミルク、ジェルなど、ヘアケア製品やスタイリング剤をつけるタイミングは?
アウトバストリートメントといわれる製品は、基本的に風呂上がりの濡れた髪に使用します。濡れた髪にヘアミルクで栄養分を浸透させて、ドライヤーで半乾きにしてからオイルで栄養を閉じ込めます。
お肌には化粧水と乳液を使ってからメイクをするように、ヘアケアもミルク→オイル→スタイリング製品(ジェル、バームなど)の順番があることをお客様にお伝えして、ヘアアイロンで髪が痛む心配を減らしてあげましょう!
5.お客様は雑談よりスタイリングやケアのコツを知りたがっている
ストレートアイロンやカールアイロンを使いこなせると、ヘアスタイルの選択肢が広がりますよね!自分では再現できないのではという心配を取り除き、無難なヘアスタイルから本当になりたいヘアスタイルに変身されたお客様は、きっとこの美容室を信頼してずっと通いたい、と思うはず!使いやすいアイロンをお伝えしたり、分かりやすく丁寧にスタイリング手順を指導して、ただの雑談では生まれない信頼関係を築きましょう!
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