冬場はヘアスタイルがきまらないとお困りのお客様が多いもの。乾燥でレイヤースタイルの毛先がパサパサ、湿気で前髪が思い通りにならないなどお悩みはさまざまです。そこでお客様へご提案したいのが頭皮や髪の毛のケアに特化したメニュー。積極的にケアメニューやヘアケア商品をおすすめして、コンディションを整える手助けをしましょう。プラスαのご提案は美容室の満足度アップ＆客単価アップにもつながります。

 

1. 冬のヘアスタイルのお悩み
1-1. レイヤーの毛先がパサパサ……
1-2. 静電気の不快感や髪の広がり
1-3. ニット帽で頭頂部がぺちゃんこ
1-4. 抜け毛が増える
1-5. 寒暖差の汗やマスクの湿気で前髪が崩れる
2. 冬こそケアメニューをおすすめしよう！
2-1. トリートメントやヘッドスパのケアメニューをご提案
2-2. サロン専売品のヘアミルクなどをおすすめ
2-3. 前髪の湿気対策にはパーマをおすすめ
3. ケアメニューのお客様にはぜひ口コミを書いてもらおう
4. BSPのケアメニュー写真を活用しよう
5. ケアメニューのご提案でお客様へ満足感を
 

 
冬のヘアスタイルのお悩み
冬ならではのヘアスタイルのお悩みの例として、毛先の乾燥、静電気、ボリュームダウン、抜け毛、前髪の崩れなどが挙げられます。それぞれを詳しく紹介していきましょう。
 
レイヤーの毛先がパサパサ……
冬場は「とにかく乾燥が気になる！」というお客様が多いもの。ワンカールパーマやレイヤースタイルの毛先がパサパサになる、乾燥で髪が広がる、ゴワつくなどヘアスタイルが思い通りにならない…とお悩みの方がたくさんおられます。
 
冬場は空気が乾燥していることに加えてエアコンの風や暖房器具の影響を受け、髪の水分が蒸発しやすい環境です。カラーやパーマの繰り返しでダメージを受け、キューティクルが開いた状態の髪であればなおさら乾燥を感じやすいでしょう。
 
静電気の不快感や髪の広がり
静電気で髪がチリチリする、広がる、短い毛が立つなども冬に生じやすい不快感のひとつです。空気の乾燥や髪の毛のパサつきだけでなく、衣類の影響で静電気が発生することも。
 
人を含めたあらゆる物質はプラスとマイナスの電気を帯びており、通常は適度にバランスを保っています。しかし、空気が乾燥していると自然に放電されにくく帯電しやすくなり、電気のバランスが偏りがちに…。性質が異なる物に触れたときに瞬間的に放電され、パチパチと刺激を感じることもあります。
 
ニット帽で頭頂部がぺちゃんこ
秋冬ファッションで活躍するニット帽やハットなどで頭頂部がぺちゃんこになるといったお悩みも多いもの。帽子をふんわり被ることである程度は防げますが、帽子の着脱で静電気が発生すると髪が頭部や顔に不自然に貼りつきなかなか直りません。
 
抜け毛が増える
「冬になると抜け毛が気になる！」というお客様もいるでしょう。冬場の冷えによる血行不良や頭皮の乾燥は髪の毛にとって大敵です。頭皮の毛細血管が寒さで血行不良となると、髪の毛は必要な栄養を十分に受け取れず弱々しく抜けやすい状態となります。頭皮の乾燥でコンディションはさらに悪化し、抜け毛のリスクが上がります。
 
寒暖差の汗やマスクの湿気で前髪が崩れる
冬場は湿気で前髪が崩れやすいといったお悩みもあります。「乾燥しやすい時期なのに湿気のお悩み？」と疑問に感じるオーナー様もいるかもしれませんが、冬場は室内外の気温差によって汗をかきやすいもの。"外気温に合わせて厚着して電車や店舗内で暑くなる"といった経験がある方もいるでしょう。
 
さらに、口周りに巻いたマフラーやマスクの影響で、呼吸による水蒸気が前髪へ上がって蒸れるケースも見受けられます。
 

 
冬こそケアメニューをおすすめしよう！
上記で紹介したような冬ならではのヘアスタイルのお悩みは、頭皮と髪の毛の乾燥対策やパーマ、ちょっとしたスタイリングのコツで軽減できます。特に美容室だからこそご提供できる上質なケアメニューはお客様の髪の毛のコンディションを整えるのにもってこいです。いつものカットやカラーにケアメニューをプラスしていただくと客単価アップにもつながりますよ。
 
乾燥する季節だからこそ、うるつやヘアになるだけで美人度もアップするでしょう。
 
トリートメントやヘッドスパのケアメニューをご提案
頭皮や髪の毛の乾燥を気にされているお客様へは、カットやカラーだけでなく潤いケアができるメニューのご提案がおすすめです。次のようなメニューでお客様のヘアコンディションを整えていきましょう。
 
トリートメント
ヘッドスパ
頭皮マッサージ
 
冬場は寒さで体が萎縮しやすく、アウターの重みや厚着も相まって肩コリや頭皮の血行不良を起こしやすいもの。頭皮のコリが前髪のうねりやくせの原因となるケースもあります。冬場のお悩み対策にはコリをほぐすヘッドスパや頭皮マッサージも積極的にご提案していきましょう。
 
サロン専売品のヘアミルクなどをおすすめ
お客様のヘアスタイルのお悩み解決にはサロン専売のトリートメントやヘアミルクもおすすめです。ご自宅用としてセルフケアに取り入れ、サロン仕上げの美しい髪型を施術後も長くキープしていただきましょう。
 
サロン専売のヘアケアアイテムは、髪が潤う、まとまりやすくなるなど変化を実感しやすいもの。施術時に使用してお客様に仕上がりを確認していただくと説得力が増します。使い方や1回に使用する量を目の前で見てもらいながら丁寧に解説すると使用イメージが湧き、購買意欲アップにつながるでしょう。
 
前髪の湿気対策にはパーマをおすすめ
「マスクやマフラーによる前髪の湿気対策をしたい」「前髪のスタイルがまとまらない！」とお悩みのお客様へは部分パーマのご提案もアリ。あらかじめ前髪にワンカール加えておくとグッと扱いやすくなり、スタイリングや崩れたときのお直しがスムーズです。
 
ちなみに、湿気による前髪のうねりが気になるときは、汗や湿気に強いスプレータイプのヘアスタイリング剤を髪の表面と内側から挟むように吹きかけるとスタイルの持ちがアップします。前髪を持ち上げて先に内側の根元部分にスプレーし、スタイルを整えて表面からもスプレーを吹きかけるのがコツ。日々のスタイリングに悩むお客様への豆知識としてお役立てください。
 
ケアメニューのお客様にはぜひ口コミを書いてもらおう
普段カットやカラーのご利用が中心のお客様のなかには、ケアメニューに対して「内容が分からないから不安」「本当に良いの？」といった印象を抱く方がいるかもしれません。そんなときにオーダーのキッカケとなるのが口コミの存在です。
 
ケアメニューを実際に受けた方の感想や評価があると「口コミ内のお悩みが自分と同じ！」「そんなに良いなら私も受けてみたい」など、共感したり不安が払拭されたりして予約の段階からケアメニューを選んでもらいやすくなります。
 
また、口コミへのこまめな返信でお客様との信頼関係を構築するのもおすすめです。ケアメニューはアシスタントでも対応可能なため、施術と口コミフォローを通してファンを作り、将来のカット指名へつなぐこともできるでしょう。
 
お客様からのオーダーを増やすにはカットやカラーと組み合わせた割引価格を設定したり、季節限定のクーポンを発行したりする方法も有効です。お得感が増し、よりメニューを身近に感じていただけるでしょう。
 

 
BSPのケアメニュー写真を活用しよう
ホームページや『HOT PEPPER Beauty（ホットペッパービューティー）』などのクーポンサイトでケアメニューを訴求する際は仕上がりイメージの画像があると便利。そこでおすすめなのがBSP（ビューティー・ストック・フォト）での素材購入です。
 
「販売されているのはスタイル写真だけしょう？」と思われる美容室オーナー様もいるかもしれませんが、BSP（ビューティー・ストック・フォト）ではケアメニューの施術イメージ写真もダウンロードできます。
 
メニュー素材用画像 | BEAUTY STOCK PHOTO　-BSP- (beauty-stock-photo.jp)
 
月額会員様は画像を何枚でもダウンロードいただけるため、サロンモデルのショートカットやボブといった人気のスタイル写真とともにぜひケアメニューの施術イメージ画像もご利用ください。
 
ケアメニューのご提案でお客様へ満足感を
美容室・サロンへ訪れたお客様には満ち足りた気分でお店を後にしてもらいたいもの。スタイリングのお悩みがある方にもお帰りの際には笑顔になっていただけるよう、冬場はカットやカラーだけでなくコンディショニングケアにも力を入れ、積極的にケアメニューやお悩み解決策をご提案していきましょう。メニューを宣伝する際はBSP（ビューティー・ストック・フォト）の写真もぜひお役立て下さい。
 
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BSP(ビューティー・ストック・フォト)
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