あなたの美容室・美容院・サロンでは、外国人のお客様の受け入れ準備は万全ですか？外国人観光客や在日外国人の数は、感染症が落ち着いてから右肩上がりで、今後も増加が見込まれます。英語での接客ができれば他店との差別化となり、外国人客を獲得できる可能性があります。ぜひここで紹介する、美容室で使う英会話フレーズを活かして外国人客対応を進めてみてはいかがでしょうか？
1．増える外国人のお客さま
1-1.コロナ後の旅行客の増加
1-2.日本に住む外国人の増加
2．高い技術をもつ日本の美容師が人気！？SNSの口コミで海外旅行客も来店
2-1.日本の美容師の技術が高いといわれるわけ
2-2.カラーリングには要注意
2-2.外国人の旅行客はSNSを見て来店
3．外国人のお客様の接客に必須。最低限覚えておきたい英会話フレーズ
3-1.サービスメニュー・施術英語
3-2.その他サービス・お声掛け英語
4．英語で伝えきれないことはスタイル写真で！
5．豊富なスタイル写真ならBSPがおすすめ
6．英語接客で差別化！外国人のお客様を積極的に迎えて口コミやリピートを
増える外国人のお客さま
観光客が多く訪れる地域に出店している美容室・美容院・サロンのオーナーは、最近外国人のお客さまが増えていることを肌で感じていらっしゃるのではないでしょうか？または昔から外国人の方が多く住むエリアにあるお店ではお客様の中に外国人の方がいらっしゃるというお店も少なくないでしょう。外国人のお客様は今後さらに増えると考えられます。
コロナ後の旅行客の増加
2023年5月、これまで猛威をふるった新型コロナウイルスが、インフルエンザと同じ感染法上第5類に移行され、行動制限がなくなりました。円安もあいまって外国人観光客が一気に戻ってきましたね。2023年3月の訪日観光客数は約181万人と個人旅行が再開された2022年10月以降最高記録。さらに2023年5月は189万人と確実に回復傾向にあります。(*1)
(*1)参照：日本政府環境局JNTO
「訪日外客数（2023年3月推計値）」
「訪日外客数（2023 年 5 月推計値）」
日本に住む外国人の増加
国内に長期滞在する外国人の数も増加傾向にあります。2001年末の約178万人から2021年末の約276万人と、20年間で約1.6倍に増加しています。(*2) 新型コロナウイルスの影響で一時減少に転じましたが、今後も増加していくと考えられています。
観光客だけでなく地域に根ざして生活する外国人の方も増えてくるのであれば、大切なお客様として、十分な接客ができるよう、英語での対応も必要になるでしょう。あなたの美容室・美容院・サロンは海外のお客様の接客準備は万全ですか？
(*2)参照：法務省「在留外国人統計（旧登録外国人統計）統計表」
高い技術をもつ日本の美容師が人気！？SNSの口コミで海外旅行客も来店
日本の美容師の技術が高いことは海外でも知られているようです。そんな噂を聞いて旅行客が日本に滞在している間に美容室に訪れることも考えられます。また旅行先の情報はSNSで入手している方も多く、外国人から良い口コミがあればその情報が拡散し外国人客のリピートにつながる可能性もあります。
日本の美容師の技術が高いといわれるわけ
日本の美容師は高い技術を持っていると、世界的にも認知されているようです。これには2つの理由が考えられます。
1つは、必要な知識をきちんと学んでいることです。
美容師になるのに免許が不要な国がある中で、日本は定められたカリキュラムを学び、国家試験に合格した人だけが美容師になれます。またお店に入ってからも下積みとして練習を重ね技術を磨いていきます。美容室の数が多く競争率が高いことも、技術をより磨くことに繋がっていると考えられます。
2つ目は、日本人特有の髪質が西洋人に比べ扱い難いため、よりスタイリッシュに見せたり、スタイリングしやすくするには、技術が必要だからです。
西洋人は一般的に毛量が少なく毛も細い人が多いため、カットはあまり難しくありません。一方日本人は毛量が多い方、直毛の方、うねりや癖のある方などさまざまで、より技術が必要になります。
また海外に住む日本人が、外国人美容師さんと日本人美容師さんを比べると、日本人美容師さんは、左右均等の正確さ、骨格に合わせた似合わせヘアスタイルの分析力が優れている、といった意見もあります。
カラーリングには要注意
技術力が高いと言われる日本人美容師さんですが、気を付けないといけないのはカラーリングです。髪質が異なる外国人のお客様はカラーの色の出方が日本人と異なり、思った以上に色が出すぎたりすることも。お客様のご要望をよくお伺いした上で最初は慎重にカラーをしていく必要があります。外国人のお客様のカラーリングの経験を重ねることで上達を目指しましょう。
外国人の旅行客はSNSを見て来店
今や多くの美容室や美容師さん個人がSNSで、ご自身が手がけたスタイルやお店の様子などを発信し、営業努力をされています。SNSの素晴らしいところは、海外のお客様にも見てもらえることです。海外のお客様、海外の旅行客から良い評判や書き込みをしていただくと、その口コミを見て新たな旅行客が来てくれることも。
旅先の情報は口コミが頼りです。情報があふれ競争の激しい日本人よりも、外国人の間で「あの店は、外国人旅行客への接客も英語対応もできる、技術も良い！」と口コミが広まれば、まだまだ少ない選択肢の中で選んでもらいやすくなります。口コミをみて「外国人リピーター」が増える可能性もあるのです。
外国人のお客様の接客に必須。最低限覚えておきたい英会話フレーズ
外国人のお客様が突然来店された場合に備えて、しっかり準備をしておきましょう。最低限の情報を伝えたり、意思疎通ができなければ満足度は下がり、良い口コミにつながりません。逆にたどたどしくても、相手に伝わる接客ができたら、技術だけでなく満足度アップに貢献してくれるでしょう。
特に日本人は英語ができないイメージがあるため、「英語対応OK」とWebサイトやSNSで発信するだけで他店との差別化に繋がるかもしれません。ここでは最低限覚えておきたい英会話のフレーズをご紹介します。
サービスメニュー・施術英語
・今日はどのようなスタイルにしましょうか？
→What can I do for you today?
ヘアスタイルの要望をヒヤリングするためのマストな問いかけですね。
Hair cut、 coloring、 treatmentなど基本的なメニューの表現は覚えておきましょう。
・カラーとトリートメントもご希望ですか？
→Are you looking for a color & treatment as well?
返答としては、以下のような表現が想定されます。
・そろえるだけでお願いします
→Just a trim please.
・髪をカールしてゆるいウェーブにしてみたいです
→I'd love to have my hair curled and styled in loose waves.
・新しいヘアスタイルに挑戦したいと思っています
→I'm thinking of trying a new hairstyle.
・ハイライトを入れたレイヤードボブにしたいです。
→I would like to have a layered bob with highlights, please.
・生え際のリタッチをお願いします。
→I'd like to get my roots touched up.
カラーの色を見本より調整したいか聞きたいときの表現です。
・もう少し明るくしたいですか？暗くしたいですか？
→Do you want your hair lighter or darker?
その他サービス・お声掛け英語
施術以外にも支払いや、施術の間に待たせてしまうときなど、一言伝えられるとお客様は安心しますね。
かかる時間も最初にお伝えできると親切です。
・約○○時間かかるかもしれませんが、それでも大丈夫ですか？
→It might take around ○○hours, is that okay with you?
・カラーをしている間、〇分ほどこのままお待ちください
→Please wait for about ○ minutes while the color is being applied.
・支払いは現金かカードのみです。大丈夫ですか？
→The payment is accepted in cash or card only. Is that okay?
※海外でよく使う外貨送金は日本では使えないお店もあると思いますので、あらかじめお伝えしておくと良いでしょう。
英語で伝えきれないことはスタイル写真で！
基本の表現を英語で準備していても、どんな髪型をお客様がイメージしているかは、日本人でも伝えるのが難しいもの。そのためにもスタイル写真をたくさん準備し、スタイル写真の中からイメージに近いものを選んでもらってすり合わせをするのが良いでしょう。
スタイル写真には、日本人向けだけでなく外国人の好むスタイルがあったり、またカラーやトリートメント、ブロー、頭皮マッサージなどの施術メニューの写真もあると説明しやすいですね。
豊富なスタイル写真ならBSPがおすすめ
外国人の好むスタイル写真や施術メニューなど、これまで外国人のお客様がいなかったお店でゼロから準備をするのは大変です。自店で撮影するのはお金も時間もかかってしまいます。そこでおすすめなのが、スタイル写真を定額で何枚でもダウンロードできるスタイル写真のサブスクサービスです。
BSP（ビューティー・ストック・フォト）は2023年7月時点で2700枚以上のスタイル写真を毎月定額で取り放題です。女性だけでなく、メンズやミセス、ギャルや外国人風スタイルなど幅広いカテゴリーから選べます。もちろん施術メニューのスタイル写真も。どの写真も自社のHPやSNSだけでなく、ホットペッパービューティーなどのクーポンサイトにも利用可能です。
写真は都内のトップスタイリストによるオリジナル写真です。毎月新たな写真が追加されるので、自店のHPでも常に最新のスタイル写真を掲載できますよ。
英語接客で差別化！外国人のお客様を積極的に迎えて口コミやリピートを
在住外国人、また外国からの旅行客も増えている今、英語対応ができる美容室・美容院・サロンであればそれだけで差別化に繋がることも。旅行客でも満足度が高ければ口コミをしてくれ、その口コミが新たなお客様を連れてきてくれるかもしれません。満足度を上げるには、外国人のお客様のご要望をしっかり聞き出すこと。そのためには最低限の英会話フレーズや、目で見て意思疎通がしやすいようスタイル写真や施術メニューの写真を準備しておくなど、いつ来店されても大丈夫なように準備しておくことが大切です。
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BSP(ビューティー・ストック・フォト)
新着スタイル写真一覧はこちら：
https://beauty-stock-photo.jp/lst/?cate=&search=&kval=&sort=new
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