今回は、美容室の失客理由ランキングTOP7をご紹介し、それぞれの失客原因に合わせた対策方法を解説します。美容室では、顧客のリピートが売り上げアップの鍵を握ります。失客は大きな損失につながるので、しっかりと対策をしておかなくてはいけません。美容室のオーナー様はこの記事を参考にして、失客を防ぐための対策を行っていきましょう。
1.美容室の経営上の問題点、1位は客数の減少
2.通っている美容室をやめる理由トップ7
2-1. 生活の変化
2-2. 担当スタッフの技術力・提案力不足
2-3. 担当者の退職
2-4. 自分に合わない
2-5. 待ち時間が長い
2-6. 施術時間が長い
2-7. スタッフの接客態度・身だしなみ
3.失客にはどんなデメリットがある?
4.失客を防ぐためにできる対策4選
4-1. サービスの品質向上
4-2. 顧客情報の管理
4-3. キャンペーンの実施
4-4. SNSの活用
5.スタイル写真が撮り放題のBSPがおすすめ
6.失客を防ぐための適切な対策をしよう
美容室の経営上の問題点、1位は客数の減少
美容室経営において、最も深刻な問題となり得るのが「客数の減少」です。それを裏付けるように、厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生課が行った調査では、以下のような結果が出ていました。
【美容室オーナーが経営上の問題点として挙げるトップ3】
1位:客数の減少 79.9%
2位:店舗・設備の老朽化 35.2%
3位:客単価の減少 26.8%
参考:平成27年度生活衛生関係営業 経営実態調査報告 美容業|厚生労働省
経営主体別でみると、個人経営の美容室は81.7%、株式会社・有限会社の美容室は70.0%が客数の減少を経営上の問題点と答えており、より個人経営の美容室のほうが客数の減少に頭を抱えていることがわかります。
参考:美容業の実態と 経営改善の方策|厚生労働省
通っている美容室をやめる理由トップ7
ここでは、「今日から実践!収益力の向上に向けた取組みのヒント(美容業編)|厚生労働省」をもとに、通っている美容室をやめる理由トップ7をご紹介します。
①生活の変化
通っている美容室をやめる理由として、最も多かったのが生活の変化によるものです。県外に引っ越したことが要因の場合、お店側はどうすることもできないので仕方がないですね。そのほか、就職や転職、入学、育児などで生活が今までと変わって美容室に行くタイミングを逃したり、行く時間が取れなくなってしまったりすることもあるようです。
②担当スタッフの技術力・提案力不足
生活の変化に次いで多かったのが、担当スタッフの技術力・提案力が低いことです。原因として、「リピーターだから好みや髪のお悩みはしっかり把握している」とスタッフが思い込みすぎていることが挙げられます。髪のお悩みや好みは変化しやすいもの。お客様のニーズに合わない施術をしてしまうと技術力が落ちたと思われますし、過信してカウンセリングを怠ると提案力が不足していると判断されてしまいます。
③担当者の退職
理由として3番目に多かったのが担当者の退職です。長期リピーターの場合にこの傾向が高く、担当者の退職とともに離れてしまうことや、後任の担当者に満足できなかったために他店へ切り替えるケースがあります。
④自分に合わない
意外なことに「スタッフやお店の雰囲気が自分に合わなかった」という理由が、上位にランクインしています。この理由の要因として考えられるのは次のとおりです。
・内装をガラッと変えた
・施術メニューをリニューアルした
・コンセプトやターゲットなどを変更した
美容室・美容院・サロンのマーケティング戦略や価格の見直しなどで上記を変更した場合に、リピーターがターゲット層から外れてしまうこともあるようです。
⑤待ち時間が長い
入店から施術に入るまでの待ち時間が長かったことも、理由に挙げられていました。土日祝日、繁忙期などはお客様が多く、待ち時間が長くなってしまうこともあるかもしれません。またスタッフが退職し、人員不足が原因で待ち時間がいつもより長くなってしまうこともあります。
⑥施術時間が長い
施術時間が長いと感じて、リピートをやめたケースもあります。施術時間がいつもよりかかるのは、お客様の理想のデザインに近づけるためにパーマをしたり、ブリーチの後にカラーをしたりして起こることもあるでしょう。また、お店で取り扱っていた薬剤を変更した関係で、時間がかかるようになったケースも考えられます。
⑦スタッフの接客態度・身だしなみ
通っている美容室をやめる理由として、スタッフの接客態度・身だしなみに不満を感じたという理由もありました。何度も足を運んでくれているお客様に対してフレンドリーに接することもあるかもしれませんが、度がすぎると「失礼」と思われる場合があります。身だしなみにおいては、スタッフの気のゆるみから起こるケースが多いです。
失客にはどんなデメリットがある?
失客のデメリットは、言わずもがな「売り上げのダウン」です。失客してしまうということは、その分の売り上げが見込めなくなるということを意味し、失客が増えると年間の売り上げに大きな打撃を受けてしまいます。
オーナー様のなかには新規顧客の獲得に力を入れており、新規顧客が増えているから良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、新規顧客はずっと増え続けるわけではありません。美容室では、定期的に足を運んでくれるリピーターのおかげで売り上げを安定的に保つことができます。その月に新規顧客がたくさん来たからといっても、リピーターになってくれなければ、その後の売り上げは下降気味になるでしょう。
美容室を経営するうえでは、新規顧客の獲得だけでなく、リピーターの定着にも力を入れなくてはいけないのです。
失客を防ぐためにできる対策4選
では、失客を防ぐためにどんな対策ができるのでしょうか。今回はおすすめの対策を4つほどご紹介します。
サービスの品質向上
美容室が提供するサービスの品質は、顧客満足度に大きく影響します。スタッフの技術力や接客スキルの向上に注力し、満足度の高いサービスをお客様にご提供しましょう。美容業界は常に変化しているため、スタッフの技術力や知識をアップデートするためには継続的なトレーニングや研修が必要です。新しい技術やトレンドなどを学ぶことができる研修を定期的に実施してみてはいかがでしょうか。
顧客情報の管理
顧客情報を収集してデータベース化することで、顧客の属性や利用履歴、好みなどを把握することができます。すると、顧客に合わせた提案やアドバイスができるため、満足度もおのずと上がって失客を防ぐことができるのです。たとえば、過去に利用したサービスや商品に基づいて、おすすめの商品や施術を提案することで、顧客の満足度を高めることができます。
キャンペーンの実施
定期的にキャンペーンを実施することで、リピート率の向上が期待できます。季節やイベントに合わせたキャンペーンを実施し、継続してくれているお客様にアピールしましょう。
SNSの活用
スタイル写真や施術の動画などをお店のSNSに定期的にアップして、 ヘアスタイルを変えたい、イメチェンしたい、髪をスッキリさせたい、と思ってもらえるようにしましょう。インスタやTwitterなどのSNSでお客様とつながっていると、お客様はお店の情報を定期的に目にすることになります。トレンドのヘアスタイルやカラー、施術のビフォーアフターの動画などを見ることによって、「そろそろ美容室に行こうかな」とお客様に思わせることができますよ。
スタイル写真が撮り放題のBSPがおすすめ
たとえば、お客様がやりたいと思っているヘアスタイルが漠然としている場合、完成イメージがなかなか固まらずカウンセリングに時間がかかることがあります。その場合は、スタイル写真を複数用意しておくことが解決のカギになりますよ。スタイル写真が豊富にあると、その中からイメージに近いものが探しやすくなり、カウンセリングの時間短縮が叶います。
そこでイチ押しなのが、BSP(ビューティーストックフォト)です。BSP(ビューティーストックフォト)には、常に2,700枚以上のスタイル写真があり、毎月新しいスタイル写真が追加されます。このスタイル写真は撮りだめをしているわけではなく、毎月撮影会を行ってスタイル写真を制作しているので、旬のスタイル写真が手に入りますよ。
スタイル写真はクーポンサイトやSNSでの利用もOK。定額取り放題プランを選べば、追加料金を気にせず好きなだけスタイル写真を手に入れることができるので、ぜひたくさんスタイル写真をダウンロードして接客にお役立てください。
失客を防ぐための適切な対策をしよう
失客を防ぐためには、まず自店の失客につながりそうな原因を把握しておかなくてはいけません。サロンの状況や顧客情報を見直し、失客を防ぐための適切な対策を講じましょう。SNSを利用して失客対策をしたいという場合には、BSP(ビューティーストックフォト)を活用することがおすすめです。ぜひ、さまざまなレングスのスタイル写真をダウンロードして、自店の魅力をアピールしていきましょう。
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