あなたの美容室ではいつ大掃除をしていますか?一般的に大掃除には年末のイメージが根付いていますが、12月は美容室にとって繁忙期。「一年のうち最も忙しい月」というサロンも多く、日常清掃以上の大がかりな掃除時間の確保が難しいものです。そこで目を向けたいのが閑散期。客足が落ち着く1月から2月にかけて徹底的にサロンを磨くのがおすすめです。美容室の日常清掃や大掃除のチェックポイントを確認していきましょう。
- 掃除の行き届いていない美容室はリピーターを失う
- 美容室の閑散期には掃除や整理整頓スケジュールを組み込んで
- 美容室掃除のチェックポイントやコツ
3-1. 毎日の掃除
3-2. 週1回・月1回などの丁寧な掃除
3-3. 大掃除
- ホットペッパービューティーやサロンHPも見直してヘアスタイル写真も整理整頓
- 閑散期はサロンをアップデートさせるチャンス
掃除の行き届いていない美容室はリピーターを失う
お客様は、美容室を選ぶ際に美容師の人柄やスキル、施術メニューの充実度に加えて美容室全体の雰囲気も見ています。心地良い空間作りにはインテリアやBGMだけでなく、香りや清潔感も重要。「せっかく腕が良い美容師がいるのにサロンが小汚い」「水まわりが臭い」といったイメージを与えてしまうと、リピート率はグッと下がります。キレイになりたくて訪れるお客様のテンションを下げず、お帰りまで快適に過ごしていただけるよう、念入りに掃除をしておきましょう。
特に、受付カウンターや商品棚のホコリ、床のシミなどは、スタッフより先にお客様が気付くケースが多いためご注意を。日常的にサロンにいるオーナーやスタイリストは目が慣れてしまい、小さな汚れや少しずつ溜まる汚れを見逃してしまうことがあります。お客様に、「『HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)』のサロン紹介で見た空間はキレイだったのに全然違う」と幻滅されないよう、隅々まで掃除や整理整頓に気を配りましょう。技術以外の面でお客様を失うのは非常にもったいないことです。
美容室の閑散期には掃除や整理整頓スケジュールを組み込んで
一般的に、掃除は日々のルーティーンとして業務に組み込まれていますが、日常的な掃除に加え、毎月行う掃除や年に1~2回徹底的に行う掃除もリストにして、きちんとスケジュールに組み込んでおきましょう。
大掃除の機会を設けるなら閑散期を選ぶのがポイント。お客様が少ない日を逆に利用して大がかりな掃除や整理整頓を行えば、時間を有効に使えますね。美容室において、一般に閑散期は1月、2月、4月、11月、繁忙期は12月、3月といわれます。特に年末はイベント前の駆け込み需要や、新年に向けて身だしなみを整えに訪れるお客様が多く、忙しい時期となるため避けましょう。地域によって成人式や卒・入学式、イベントなどによる影響は異なります。ご自身のサロンにとっての閑散期を見極め、スタッフに余裕があるタイミングを選んで大掃除のスケジュールを組みましょう。
快適なサロン空間を維持するには、大掃除だけでなく、日々の業務内で無理がない範囲でできる小掃除を組み込むことも大切。閑散期には大掃除、すきま時間には小掃除、と分けて考え、できる掃除をコツコツ重ねていくことも清潔感のあるサロンをキープするコツです。
美容室掃除のチェックポイントやコツ
美容室の日常的な掃除、毎月の掃除、大掃除の内容は、お客様の動線に合わせて汚れる頻度や掃除にかかる時間などを考慮して決めましょう。ぜひ以下を参考にしてください。
毎日の掃除
毎日の掃除でフォローしたいのはこのような箇所です。
<毎日の掃除チェックポイント>
・受付や待合エリア
・商品棚
・セット面(鏡や客席のテーブル)
・床
・トイレ
・駐車場や駐輪場
受付まわりはお客様をお出迎えする大切な場所です。カウンターのホコリや汚れはもちろんのこと、会計トレーや電卓にも汚れが溜まりやすいため、細かい部分まで確認しておきましょう。エントランスの窓ガラスや傘立て、商品棚、待合スペースがある場合はソファやミニテーブルの掃除も欠かせません。
お客様が長い時間を過ごすセット面を整えることも重要です。鏡に指紋やカラー剤などの汚れが付着していたら丁寧に拭き取りましょう。テーブルやアクセサリートレイのホコリ、タブレットの指紋、椅子に挟まった髪の毛などもチェックします。クロスも常に清潔なものを準備しておきましょう。
床やトイレもお客様は見ています。特に床の髪の毛やシミは、スタッフが気にならない程度でもお客様にとっては不快なケースが多くあります。モップでの掃き掃除や拭き掃除をこまめにする癖をつけておくと良いでしょう。トイレは便座の淵や裏の汚れに気をつけ、水はねも拭き取ります。トイレットペーパーや備品などのストック棚や手を洗うスペースの汚れにも要注意です。
日々の掃除の一環として駐車場や駐輪場といった美容室の外にも気を配り、ゴミや落ち葉が溜まらないよう配慮しましょう。道路などの外まわりや店舗外観を整えることは美容室のイメージアップにつながり、「入ってみようかな」と検討してくださるお客様が増えます。
また、外まで目が行き届いている印象を持たれることは、防犯面でもメリットがあります。ひとり美容室など、スタッフが少ない美容室は特に店舗周辺を明るく清潔に保つよう心がけましょう。
週1回・月1回の丁寧な掃除
毎日ではなくとも、なるべくこまめに掃除しておきたい場所もあります。週1回、月1回と頻度を決めて、以下のような箇所もきちんと目を配りましょう。
<週1回・月1回のチェックポイント>
・シャンプー台
・エアコンフィルター
日々使用するシャンプー台には、髪の毛だけでなく、お湯で流すだけでは取りきれない水垢や薬剤汚れが少しづつ溜まります。また、チェアの首元に皮脂汚れが付着していたり、排水溝が詰まっていたりすると悪臭の原因になるため要注意です。週1回はシャンプー台を磨き上げる、パイプブラシや専用洗剤で排水溝をキレイにする、チェアの首元を拭き上げるなど対策を講じましょう。
エアコンがトリートメント剤やヘアカラー、ヘアスプレーなどの成分を吸い込むと、故障や効きが悪くなるといった不都合が生じる場合があります。そうなる前に、可能な限りこまめにエアコンフィルターの掃除も行いましょう。
大掃除
大掃除では、日々の掃除、月々の掃除を丁寧に行うことに加え、以下のような箇所のメンテナンスもしておくと安心です。必要に応じて清掃業者へ依頼します。
<大掃除のチェックポイント>
・床
・エアコン
・照明機器
床は、こまめに掃除していてもカラー・パーマなどの薬剤汚れやシミ、土足による泥汚れが蓄積します。専用薬剤での清掃が必要な場合もあるため、汚れの程度によっては清掃業者への相談・依頼がおすすめです。素人判断で薬剤を使用すると、床材を傷める可能性があるため注意しましょう。床用ワックスの劣化で黄ばんで見える場合は、ワックスの剥離・再塗装を業者へ依頼します。頻度の目安は年に1回です。
美容室では、エアコンのメンテナンスも大切。エアコンが薬剤やスプレー成分を吸い込むと故障のリスクが上がるため、年に1回~2回の頻度で専門業者へ分解洗浄を依頼しましょう。メンテナンス不良のエアコンは悪臭の原因にもなります。
普段メンテナンスが難しい、高い位置にある照明機器の掃除や点検も大掃除の機会にしておくのがおすすめです。
ホットペッパービューティーやサロンHPも見直してヘアスタイル写真も整理整頓
閑散期の空き時間は、掃除だけでなくサロンのホームページやSNSのメンテナンスチャンスでもあります。繁忙期に時間をかけられなかったヘアスタイル写真の整理や『HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)』ブログの更新、SNSのコメント返信などにゆっくり対応して集客に備えるのも良いでしょう。カウンセリングで使用するスタイルブックを充実させる作業もおすすめです。
トレンドのヘアスタイルを効率良く集めるなら、素材販売サイトを活用するのもひとつ。サロンモデル画像を1枚単位で購入できる『BSP(ビューティー・ストック・フォト)』もどうぞお役立てください。ショートカット、ボブ、ロングヘアなど人気のスタイルを幅広く集めたい美容室様向けに、月額定額で素材を無制限でダウンロードいただけるプランもあります。
閑散期はサロンをアップデートさせるチャンス
閑散期は時間をかけてサロンをアップデートできるチャンス。日常清掃では手が回らない箇所の掃除や整理整頓、メンテナンス、ホームページの更新で外側からも内側からも美容室に磨きをかけましょう。ヘアスタイル写真の整理整頓、更新の際は、『BSP(ビューティー・ストック・フォト)』もご活用ください。新規顧客の獲得やリピーター確保のため、居心地の良い空間を創り上げ、維持していきましょう。
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