集客率をアップしたいと思っている美容院・美容室・サロンのオーナー様に向けて、本記事ではホームページやクーポンサイトに載せるキャッチコピーの作り方のコツを解説します。ターゲット別でキャッチコピーの事例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 美容院・美容室・サロンにおけるキャッチコピーの重要性
- 魅力的なキャッチコピーを作るための7要素
2-1. ターゲットを明確にする
2-2. 人気があることを伝える（希少性）
2-3. 必要性に気づかせる
2-4. 感情を刺激する
2-5. 数字や受賞歴で信頼感を（権威性）
2-6. 季節感をだして「今しかない」と思わせる
2-7. 行動を誘導する（call to action)
- 【ターゲット別】今すぐ使えるキャッチコピー事例
3-1. 10代・20代の女性向け
3-2. 30代・40代のミセス向け
3-3. メンズ向け
3-4. デザイン・髪悩みで探している方向け
3-5. 地域を限定して探している方向け
- 目を引くキャッチコピーで集客率を上げよう！
- 美容院・美容室・サロンにおけるキャッチコピーの重要性
ホームページやクーポンサイトで自店をアピールする際、ヘアスタイル写真の質や量はとても大切です。でも、そのページを見てもらうためには、まずキャッチコピーが魅力的でなくてはいけません。
たとえば、「おしゃれなヘアスタイルを実現！」「似合わせヘアーで髪質やクセをおしゃれに活かします！」というキャッチコピーだと、後者のほうが魅力的だと感じませんか？そうなった場合、お客様がチェックするのは後者のサロンページになり、そこで足を運ぶお店を決めてしまったときは、前者のサロンページがどんなに魅力的でも見てもらえないのです。
このように、キャッチコピーが他店に劣ってしまうと、ヘアスタイル画像のページまで見てもらえず、自店の良さが十分アピールできなくなってしまいます。集客アップはキャッチコピーにかかっている！といっても過言ではありませんね。
ホットペッパーなどではキャッチコピーの文字数が決められているので、限られた文字数の中でいかに興味を引く文章を作成できるかが集客のカギになるのです。
- 魅力的なキャッチコピーを作るための7要素
お客様に「このサロンに行ってみたい！」と思わせる、伝わる魅力的なキャッチコピーを作るために大切な7つの要素をご紹介します。以下の要素をいくつか組み合わせて作るのがおすすめですよ。
ターゲットを明確にする
キャッチコピーを考えるときは、まずターゲットを決めて、そのターゲットに確実に響く言葉を選ぶことが重要です。すべての方を対象にしてより多くの方に来店してもらいたい、という気持ちはわかるのですが、そうするとボヤっとしたキャッチコピーになって誰にも響かなくなってしまいます。
お客様がサロンを選ぶときには、自分にぴったりだと思うお店がどこかと探し、「自分のことだ」と思ったときに行動します。そのため、サロンとしてはすべての方を対象としているとしても、キャッチコピーではターゲットをぎゅっと絞って作成をしましょう。
ターゲットを決めるときは以下を参考にすると良いですよ。
・年齢
・性別
・髪質
・髪悩み
・ヘアデザイン（レイヤー、ボブなど）
・レングス（ロング、ショートなど）
・場所（駅近、○○駅から徒歩2分など）
人気があることを伝える（希少性）
多数の人から支持を得ている、高評価されている、ということをキャッチコピーで伝えましょう。人気があるところに惹かれる心理を「バンドワゴン効果」と言い、多数が選択している“人気”という現象が、さらにその現象を増大させる効果があります。サロンにおいては、「人気＝技術力が高い、すごく良いお店。だから私も行こう！」と思われやすいということです。ワードとしては、人気、高評価、リピーター続出などです。
必要性に気づかせる
「今の自分に必要だ！」と思わせることも有効な手法です。サロンのキャッチコピーで必要性を伝えるための方法として、“解決”に着目するといいかもしれません。髪悩みをクローズアップし、それを解決に導くことがポイントです。
【髪悩み】
くせ、うねり、パサつき、ツヤ感、白髪、ボリューム
【解決ワード】
くせを活かす、髪質改善、うるツヤ髪、艶カラー、透明感、白髪ぼかし・活かし、ボリュームアップ
感情を刺激する
キャッチコピーで感情を刺激することも効果的です。キャッチコピーを読むことで「わくわくする」「リラックスできそう」「相談しやすそう」と感情を動かし、行動に移してもらうのが狙いです。「自分史上最高のおしゃれ髪に」「広い空間でゆったり過ごせる」「大型サロンが苦手な方に」というようなワードによって、心に響くキャッチコピーになります。
数字や受賞歴で信頼感を（権威性）
キャッチコピーに数字が入ることで信ぴょう性が生まれ、行動しやすくなります。たとえば、「１万人のヘアカットを行う実力派サロン」というように数字を入れたコピーです。数字を入れるときは確かなデータが必要なので注意しましょう。
そのほか、受賞歴で信頼感を上げるのも効果的です。「Hot Pepper beauty Award受賞」「WELLA TRENDVISON award 受賞者在籍」などだと、権威性を出すことができます。
季節感をだして「今しかない」と思わせる
期間を限定することで「今しかない！すぐに予約しよう」と行動を促すことができます。また、「2022年秋のトレンドカラーが叶う」と季節感を出すことでも、「今行くならこのサロンだ！」と思わせることができるでしょう。
行動を誘導する（call to action)
お客様にどんな行動をとってほしいかを、そのまま文字で伝える方法もあります。たとえば、お客様にリピートしてほしい場合は「通うほどキレイになる」と伝え、サロンのメニューを体験してほしいときは「話題のトリートメントを体験しよう」という言葉を使います。行動してほしいことをそのまま書くだけでも意外と伝わりますよ。
- 【ターゲット別】今すぐ使えるキャッチコピー事例
ターゲット別に、今すぐ使えるキャッチコピーや文章の事例をご紹介しましょう。
10代・20代の女性向け
・2022年冬のトレンドを押さえたデザインが得意！
・似合わせ×トレンドであなただけのおしゃれヘアに
・SNS映えする可愛いヘアデザインをご提案♪
・【学割20％OFF】自分らしく可愛くなりたい学生集合☆
10代・20代の女性に向けてのキャッチコピーは、トレンドが叶えられることを伝えるのがおすすめです。また、SNS映えや学割といったワードも目を引きやすいですよ。
30代・40代のミセス向け
・再現性のある美シルエットを叶える
・ワンランク上の大人女子の癒しサロン
・【Hot Pepper beauty Award受賞】自然な若見えを実現します！
・ナチュラル美髪になりたいあなたに
30代・40代は上質感や自然見え、簡単にセットできるおしゃれなヘアデザインが注目されやすいです。
メンズ向け
・年齢にあわせた“カッコいい”をご提供します
・遊び心をプラスしたおしゃれなメンズスタイルに
・ビジネスシーンもプライベートもおしゃれにキマる
・メンズパーマはお任せください！
メンズ向けは、“かっこいい”“おしゃれ”を打ち出しながら、どんなスタイルが叶うかを具体化すると伝わりやすくなります。
デザイン・髪悩みで探している方向け
・ショートカットが得意なサロン
・ヘアケア重視のプライベートサロン
・おしゃれな白髪ぼかしが叶う
・髪悩みにあわせたケアで根本から解決
・髪質改善トリートメントを体験してみてください！
デザインでは、どんなカット・ケアが得意なのかを記載するとターゲットにぴったりの方が来店しやすくなります。髪悩みの場合は、ターゲットの悩みをどのように解決へと導くのかを記載するといいですね。
地域を限定して探している方向け
・○○区で30代女子に支持されるサロン
・○○駅から徒歩1分で通いやすい！
・【○○店限定】カット+カラー10,000円→8,000円
・○○区で12月1日NEW OPEN！
・○○区にある居心地の良いプライベートサロン♪
地域で限定して探している方向けは、地域とそのサロンの魅力を掛け合わせてキャッチコピーを作ることがポイントになります。
4．目を引くキャッチコピーで集客率を上げよう！
お客様が「今まで行ったことがないサロンに行ってみようかな」と考えて美容院を探すとき、言わずもがな多くの方はホームページやクーポンサイトを見て来店しています。ライバルがひしめく中で自店を選んでもらうためには、目を引く魅力的なキャッチコピーをつけることが重要なポイントになりますよ。「自分のことだ！」と思わせるキャッチコピーを作って、集客率を上げていきましょう。キャッチコピーの作り方は、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
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